2021年9月4日(土)から10月31日(日)までの期間、福岡市の福岡アジア美術館で「藤井フミヤ展 デジタルとアナログで創造する 多様な想像新世界 The Diversity」が開催されます。
藤井フミヤ展 デジタルとアナログで創造する 多様な想像新世界 The Diversity
みどころ
1983年、チェッカーズのボーカルとしてデビューした 福岡県久留米市出身の藤井フミヤさん。 子どもの頃から絵を描くのが好きだった彼はパソコンとソフトウェアを使ってCGアートを意欲的に制作し1993年には初個展「FUMIYART‒Take a break-」を開催。その後、国内での巡回展、ニューヨークやパリでも作品を発表し、その多才ぶりが多くのファンに衝撃を与えました。展覧会では、CGアート、線画、「ハリエ」や「キリエ」 ペン画や油彩画、水彩画、針金を折り曲げて制作した女性像や 本展のための初公開作品(壺に描いた《花嫁》は必見です)を含む 約100点以上の作品を展示されます。ぜひ、この機会に驚異の連続・藤井フミヤさんの多様な想像新世界「The Diversity」をご堪能ください。
藤井フミヤさんにインタビュー
Q. 福岡での開催について
A. 個展を全国で開催していくことが決まったときに福岡も開催地として推した。福岡でも開催できることが嬉しく、故郷に錦ではないけど福岡の人には見てほしい。会場は広くて安全な空間。「アートアトラクション」としてアトラクションに入った感覚で楽しみ、作品を見て刺激になってほしい。
Q. 画材について
A. まだ一般家庭にコンピュータが普及していない1990年代頃、コンピュータ・グラフィック(CG)の技術は独学で得た。やってみて難しいのは油絵。しかし、画材はどれも楽しい。今後は筆を極めていきたい。2m×2mの大きいサイズの油絵を描いてみたい。
Q. 展示について
A. 展示のなかにはコロナ渦を題材にした作品もある。終息を願った「龍王」、口を隠して目しか見えない「EYES」シリーズなど。福岡会場から新作「花嫁」「JAPANISM」を展示する。時間がかかった作品は愛着がある。ボッティチェリヘのオマージュ“Venus and Mars”の模写作品はダイニングテーブルを占領して制作した。
Q. 画業と音楽活動
A. 画を描くことは好きだが、画を描くために机にずっと向かっていると、気持ちが沈んでいく。なので、音楽と並行でやっていく。音楽活動と画業は表裏のような関係。音楽は多くの人と一緒にやる。作曲など全てを1人ではできない。画業は完全に1人で孤独。画を描くのは好きだけど、画家になるかというと自信がない。絵と音楽の二つあるから成り立つ。絵も音楽も上手いから売れるわけではない。そこには魅力がある。
イベント概要
名称 | 藤井フミヤ展 デジタルとアナログで創造する 多様な想像新世界 The Diversity |
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会期 | 2021年9月4日(土)〜10月31日(日) 各日 9:30〜18:00 ※金曜・土曜は20:00まで ※休館日は毎週水曜日 ※ギャラリーの入室は閉室の30分前まで |
場所 | 福岡アジア美術館 企画ギャラリーA・B・C 〒812-0027 福岡市博多区下川端町3-1 (MAP) 電話 092-263-1100 [交通アクセス] 地下鉄「中洲川端」駅から徒歩ですぐ 西鉄バス「川端町・博多座前」停留所から徒歩ですぐ |
内容 | 藤井フミヤさんの絵画作品を中心とした個展 |
料金 | 一般:1,300円・高大生:1,000円・小中生:600円(税込)
※中学生未満は、保護者同伴 [チケット] |
主催 | RKB毎日放送、西日本新聞社、東映 |
協力 | 福岡アジア美術館 |
企画協力 | エフエフエム、アートオブセッション |
会場構成 | おおうちおさむ |
問合 | 福岡会場事務局(東映) 電話 092-532-1081 ※平日:10:00~18:00 (会期中は開館時間) |
URL | 藤井フミヤ展・福岡会場 公式HP ●WEBサイト 福岡アジア美術館 ●WEBサイト Fumiyart ●WEBサイト |
※記載の内容は情勢などの理由で予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください