2021年3月5日(金)に、福岡市の能古島を舞台にしたマンガ作品『ほとめくかかし』の聖地巡礼として、「のこのしまアイランドパーク」へ行ってきました。聖地の様子をお届けします。
ほとめくかかし
あらすじ
数十年の眠りから覚めた、動くかかし・エルザは、彼女を目覚めさせた女子中学生・朋(とも)の力を借りて能古島で暮らしていくことにする。 島の公園「のこのしまアイランドパーク」で仕事を見つけたエルザは、 傘職人への夢を抱く朋を応援しながら、島での生活を始めていく。 不思議なかかしと多感な少女の友情と青春を描くハートフルファンタジー。
福岡にゆかりのある作品
作者は福岡市出身の漫画家・たつひこ さんです。2019年12月25日(水)から株式会社スクウェア・エニックス発行の「月刊ビッグガンガン」で連載開始。2020年7月22日(水)には待望のコミックス1巻が発売されました。

月刊ビッグガンガン(左)・ほとめくかかし コミックス1巻(右)
能古島へはフェリーで
姪浜旅客待合所から能古島へフェリーで渡ることができます。所要時間は約10分。

姪浜旅客待合所

片道運賃は大人230円、子ども120円とバス並みの価格

フェリー「フラワーのこ」

能古島
のこのしまアイランドパーク
作中の舞台となるのが、のこのしまアイランドパークです。菜の花やコスモスの名所で、福岡市民の憩いの場として有名です。海を隔てた能古島の中にありますが都市部からの交通アクセスが良く、四季において手軽に小旅行が楽しめる行楽スポットです。1969年(昭和44年)に開園しました。『ほとめくかかし 』に登場するエルザは数十年に渡り眠るのですが、眠る前の最後の記憶が昭和42年と作中に記載されていることから、のこのしまアイランドパークの開園前に存在していたことがわかります。(キャンプ村は知っていたかも?)

のこのしまアイランドパーク入口

物語の重要なアイテムである「虹柄の傘」

3月上旬の様子 – のこのしまアイランドパーク入口から進んですぐのところ

コミックス1巻の表紙の「菜の花」はここ。3月下旬から4月中旬までは桜も見頃です

のこのしまアイランドパークの「やさしいラムネード」を飲みながら一休み

一年を通して、のこのしまアイランドパークでは様々な光景を楽しむことができます

四季の景色

ほとめくかかし1巻「第1話 ほとめく島」に描かれたブランコの風景

ほとめくかかし1巻「第2話 その服あいらしか」に描かれていた建物はレストラン防人(さきもり)

ほとめくかかし1巻「第4話 言葉を思いやいで」に描かれた、思ひ出や

かかし。エルザでしょうか?

第5話では、公園での和装イベントで着物を着るエルザが登場します

のこのしまアイランドパークの職員さんの制服も再現されています。どことなく、作中のキャラに似ていますね

能古島から海の向こうには福岡タワーやドームが見えます
聖地概要
名称 | のこのしまアイランドパーク |
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設備 | 公園、食堂、宿泊施設 |
場所 | 〒819-0012 福岡県福岡市西区能古島 (MAP) [交通アクセス] ※博多駅から行く場合の例 1.博多駅から姪浜駅まで地下鉄で約19分 2.姪浜駅北口バス停から能古渡船場バス停までバスで約15分 3.姪浜旅客待合所から能古旅客待合所までフェリーで約10分 4.能古旅客待合所からアイランドパークバス停までバスで約13分 |
営業時間 | ●月~土曜日 9:00~17:30 ●日曜日・祝日 9:00~18:30 |
休日 | 年中無休 |
問合 | ●宿泊・BBQ予約専用番号 092-881-4474 ●電話 092-881-2494 ●Eメール islandpark@nokonoshima.com |
料金 | 入園料 ●大人(高校生以上) 1,200円 ●こども(小・中学生) 600円 ●幼児(3歳以上) 400円 |
URL | 能古島アイランドパーク ●WEBサイト ●Facebookページ |
※記事の内容は2021年3月8日(金)現在の情報です。以降は変更の可能性があります。