筋肉茶会が2020年8月9日(日)に東京都文京区の游鹿庵で開催

2020年8月9日(日)に東京都文京区にある、四畳半のお茶室・游鹿庵(ゆうろくあん)で「筋肉茶会 〜マッチョとまっちゃ〜」が開催されました。

筋肉茶会 ～マッチョとまっちゃ～

『筋肉紳士』をコンセプトに、鍛え上げられた「カッコイイ体」でオーディエンスを圧倒的に盛り上げるイケメンマッチョのパフォーマンス集団『ALLOUT』のメンバーと、新進気鋭の茶道家がプロテイン点前(読み：てまえ。茶をたてる作法や所作のこと)を披露しました。

日本独自のプロテイン

近年は健康ブームと合わせて筋トレブームでもあります。
世界各地に様々なプロテインの種類と味がありますが、日本独自のプロテインとはどんなものがあるだろうか、と考えた際に日本産の抹茶味のプロテインがあることを知りました。

そこから、かつて戦国の世に当時嗜好品の少ない中、カフェイン濃度の高い濃茶をキメて戦場に赴く武士がいたように、抹茶味のプロテインを飲んで健康さに挑む現代人がいても良いのではないか、そして抹茶味のプロテインを飲むのならば、やはり茶室で行うべきではないだろうか？と考えが居たり到り、本企画へと繋がりました。

戦国時代のあたりではカフェイン慣れしていない人々はカフェインに酔ってしまうため抹茶を飲む前に懐石料理を食し、胃を整えていました。その趣向は我々の抹茶の前に抹茶プロテインという発想にマッチしておりました。

閉塞感あふれる昨今において、本企画により一服の謎の清涼感をもたらせられれば幸いです。

亭主

鹿持渉 (かじわたる)

裏千家茶道専任講師。茶名宗優。大学在学中に裏千家茶道入門。大野宗恵氏、佐藤宗恂氏に師事。弟子の指導、大学の茶道部の指導の傍ら、企業や中学高校へのセミナー活動を行い、茶道の普及発展につとめる。茶道歴20数年に加えて、合気道や古流剣 術、能といった稽古にも励む。合気道四段、鹿島神流初伝。

游鹿庵(ゆうろくあん)

游鹿庵の詳細はこちら

客

筋肉紳士集団ALLOUT

フィットネスの浸透を目的に、鍛え上げられた肉体を媒体に活動するマッスルパフォーマンスチーム。全国に500人以上のマッチョをネットワークし、各種イベントやプロモーションに出演し、「マッスルカフェ」なども各地で開催。他にも 「筋肉盆踊り」「マッスルタクシー」や「筋肉助っ人プロジェクト」など筋肉を活用した企画、コンテンツを展開しています。ALLOUTは体づくりの魅力を伝え、世界中の人々当たり前のように日々フィットネスに取り組む社会を目指しています。筋肉は世界を救う！

今回の参加メンバーはAKIHITO、YOSHI、SOSUKEの3人。

AKIHITO

ALLOUT代表。筋トレで人生を変えられた経験から、フィットネスの魅力と必要性を広めるため、そして、マッチョの活躍場の創出のため、当初人材紹介事業で起業していたスマイルアカデミーを「筋肉事業」の会社として展開。モットーは「筋肉は世界を救う」「筋肉人口が増えればGDPは上がる」。コスプレイヤーとしても活動しアニメをこよなく愛する。

YOSHI

ALLOUT東京メンバー。パーソナルトレーナーとして著名人のボディメイクやケアを担当。一方で、DJとしても大きなイベントでのDJや作曲活動なども行う。ドイツでのサッカー経験やサーフィン、スノーボードもプロ級と多才。小笠原流家系でもある。

Twitter

SOSUKE

ALLOUT東京メンバー。パーソナルトレーナー、モデル、役者、コスプレイヤーとして幅広く活動。Mister Global 2020 日本代表。タイ留学経験がありタイ語も少々。料理が得意で体によい料理動画をyoutubeで配信中。

企画・マッチョ和菓子作成

鷹鳥屋 明 (Shams Qamar)

中近東で働く、“日本のものを中東に、中東のものを日本に”をモットーとしたサラリーマンなんですが、「とりあえず面白いことをしたい」という名目と、中東で最大のボディビル選手権に日本人で初めて参加したことから中東の筋肉事情に詳しくなる。合わせて、日本特有とも言える抹茶プロテインをもっと世界に広めたいという想いがあり、友人の筋肉が豊富な方々にお願いして本企画を提案。鹿島神流初伝。

マッチョ茶菓子

本マッチョ型は「マッチョすぎる箸置き」、「耳を守りマッチョ」でお馴染みの斉藤幸延氏にご協力をいただき、型を購入させていただき作成いたしました。抹茶プロテインによく合う夏に向けた涼し気なマッチョ和菓子をご提供。

まだまだ改良の余地が多いのですが目標はプロテインを入れつつ透明度の高い信玄餅レベルのような美味しいマッチョ和菓子を作ることでした。そして茶室という場所からなるべく、なまぐさものを避け、どの宗教の方でも召し上がれること考えてプロテインも凝固剤も動物性を避けて植物性にこだわりました。一番大変だったのは透明感を出してマッチョの肉体を維持する硬度を確保すること、温度変化で溶け出さないマッチョのための配合を作ることに努力しました。様々な凝固剤を試し、10回以上の試作を経て最終的には新田ゼラチン様のクールアガーをベースにしてプロテインと和菓子の要素を重ねる形がベストという形で今回状態の良い3体が椿皿の上にのりました。最後にきな粉の代わりに追いプロテインをかけることでタンパク質総量を増やしました。

マッチョ和菓子原型師

斉藤幸延

型から菓子を作ったのは上記の鷹鳥屋。良い原型師の方から頂いた型を使って良いマッチョ和菓子を作れたと思います。プロテインを入れても透明感を出すのに苦労しました。海藻メインなのでイスラム教徒のマッチョの方でも頂けます！

斉藤幸延さんとは、過去にはマッチョ箸置きを制作。一緒に作品を制作するようになった経緯

筋肉茶会は前々からやりたいと考えていた中で斉藤さんのマッチョ箸置きのニュースを見た時に『この箸置きの型を使って桜餅（道明寺）を作ろう！』と考えて本人に直接連絡を取って筋肉茶会の構想をお話したら筋肉豊富な斉藤さんはそれは良いと快諾してくださり、
『それでしたらもっといいマッチョ、ありますよ』
と今回の大型の型をご案内してくださり、今回の立派なマッチョ和菓子が完成する形になりました。斉藤様は今回遠方かつ昨今のご時世のためご参加できなかったですが、ぜひ次回の開催時には『ダブルバイセプス〜プロテインかけ〜』ご一緒に食べたいと思います。

床の間の掛け軸

筋肥大に欠かせない「超回復」を書いて頂いたのは、書家の蒼喬さん。

蒼喬さんのプロフィール

文部科学大臣等受賞歴あり。「劇団☆新感線」『Fate/Grand Order』電撃文庫『錆喰いビスコ』『銀河英雄伝説』など多数。

Twitter

蒼喬さんが2020年10月に来福されました。その時の様子はこちらをどうぞ。

床の間の花

ヒマワリ

草月流の方おすすめ 明るいイメージ、ビルダーさんって日焼けされる方多い

ブロッコリー

野菜の中ではアミノ酸含有量が多い

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DNS（プロテイン提供）

イベント概要