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矢口高雄展が福岡県の北九州市漫画ミュージアムで2022年5月15日(日)まで開催

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矢口高雄展 夢を見て 描き続けて

2022年3月12日(土)~5月15日(日)の期間、福岡県北九州市の北九州市漫画ミュージアムで「矢口高雄展 夢を見て 描き続けて」が開催されます。

目次

矢口高雄展 夢を見て 描き続けて

大自然と野性をテーマに描いたマンガ家

『釣りキチ三平』、『マタギ』、『おらが村』、大いなる自然と野性をダイナミックかつ緻密に描き、惜しまれながら2020年に逝去した唯一無二のマンガ家、矢口高雄の画業を膨大な原画とともに振り返る一大回顧展です。

「山吹の咲く渓」矢口高雄

「山吹の咲く渓」ⓒ矢口プロ

元・銀行マン、30歳を超えてからプロマンガ家へ挑戦

日本の情景を愛し、ふるさとを描き続けたマンガ家・矢口高雄。手塚治虫作品との衝撃の出会いから「マンガ家になる」という夢を抱くようになった矢口は、地元銀行に就職後、行員として働きつつも絵を描き続け、1970年にプロのマンガ家へ転向します。

『ボクの手塚治虫』PARTⅢより

『ボクの手塚治虫』PARTⅢより ⓒ矢口プロ

釣り漫画の金字塔『釣リキチ三平』

銀行員からの転身、30歳を超えてからの作家活動と、異色の経歴を持つ矢口の名を一躍有名にしたのが、1973年に発表した『幻の怪蛇 バチヘビ』と『釣リキチ三平』です。自身の経験や育った地域を題材に、大いなる自然と野性をダイナミックかつ緻密に描いたこれらの作品は大ヒッ卜し、唯一無ニの作風を確立しました。

『平成版釣リキチ三平 総集編2』表紙

『平成版釣リキチ三平 総集編2』表紙 ⓒ矢口プロ

矢口高雄展の見どころ

本展では、2020年に惜しくもこの世を去った矢口の画業50年を、躍動感あふれる数多の原画とともにご紹介します。郷愁を感じさせる普通的な日本の情景、生きものたちの命のきらめき、感情豊かな愛すべきキャラクターたち。マンガを愛し、マンガの力を信じ、描き続けた作家の迫力の手仕事をどうぞご堪能ください。

展覧会構成

本展では矢口の画業を5つのテーマに分けて紹介します。

1章/模索の時代

さまざまなジャンルに挑戦し自身の作風を模索していた初期作品を展示

2章/独創の時代

自らの経験を題材に独自の表現を確立し、『幻の怪蛇 バチへビ』『マタギ』などを生み出した独創期の作品を展示

『野性伝説』4巻「羆風(中)」第9章より

『野性伝説』4巻「羆風(中)」第9章より ⓒ矢口プロ

3章/釣リマンガの金字塔 釣リキチ三平

代表作かつ圧倒的な人気を誇る『釣りキチ三平』のカラーイラストと名シーンの原画を特集

4章/矢口高雄の肖像

『オーイ!!やまびこ』など自伝的作品を通して作家像を探ります

5章/ふるさと

四季折々の情景が描かれたカラーイラストなど、矢口のふるさとへのまなざしが表れた作品を取り上げます。

「春の小川」

「春の小川」ⓒ矢口プロ

矢口高雄 プロフイール

1939年、秋田県生まれ。本名高橋高雄。高校卒業後、羽後銀行に入行。1969年「月刊漫画ガロ」に「長持唄考』が掲載され、デビューを果たす。1970年には銀行を退職、上京し、本格的に作家活動を始める。1974年に講談社出版文化賞受賞、また1976年には『マタギ』で第5回日本漫画家協会賞大賞を受賞。横手市増田まんが美術館の設立に尽力し、名誉館長を務めた。2020年11月20日に逝去。

矢口高雄 (2020年撮影、横手市増田まんが美術館 提供)

矢口高雄 (2020年撮影、横手市増田まんが美術館 提供)

関連企画

①クイズを解いてプレゼントをゲットしよう!【来場者参加企画】

会場にてクイズを出題!正解者の中から抽選で素敵なグッズをプレゼン卜します。
協賛:釣具のポイント

②担当学芸員によるギャラリーツアー

本展担当学芸員が展覧会の見どころについてお話します。
開催日時 2022年4月30日(土) 14時~
時間 40分程度
定員 10名 (事前申込優先)
申込先 093-5I2-5077 [11:00~19:00 ※火曜定休]

③関連トークイベント

企画展にちなんだトークイベン卜が開催されます。釣り、雄大な自然、ふるさとの記憶を卓越した筆致で描き続けた矢口高雄。北九州ゆかりのマンガ家であり、情熱的な釣り人であり、矢口作品の大ファンである井上正治先生にその魅力を伺います。「釣りキチ三平」をきっかけに釣りを始めたという井上先生。矢口作品の何が少年達を釣りに駆り立てたのか、そして読者を惹きつける技巧の数々を、マンガ家の目線から語っていただくトークイベントです。

開催日時 2022年4月29日(金・祝) 14:00~15:30
開場 あるあるCity 地下1階 B1Fスタジオ
出演者 井上正治(マンガ家) 聞き手:本展担当学芸員
定員 先着40名
参加費 無料
申込先 当日会場にお越しください

※本イベントはYouTubeで同時配信予定です。

YouTubeはこちら

井上正治*プロフィール

1962年生まれ、マンガ家。東京工芸大学芸術学部マンガ学科非常勤講師。小学生~中学生時代は八幡東区で生活し、その後小倉南高校に進学する。九州産業大学卒業後、「ミスターマガジン」に『極楽とんぼ』(原作:西川つかさ)でデビュー。93年に連載開始した『マラソンマン』(「週刊少年マガジン」掲載)で人気を博す。代表作に『POLICEMAN』、『JUMPMAN〜ふたりの大障害〜』、『TRUST!―蒼空のたすき―』など。釣りは幼少期からの趣味で、現在は海釣りがメインフィールド。

井上正治

井上正治

【その他の注意事項】

・新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、その他やむを得ない事情により、イベント内容を変更・中止する場合があります。会場での参加をご希望の場合は、事前にご了解のうえ、お申込みいただきますよう、よろしくお願いいたします。

・新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、会場での参加にあたってはマスクの着用をお願いします。また、発熱や体調不良がある場合はご来場をお控えください。

・その他、ご来場にあたっては、新型コロナウイルス感染拡大防止対策へのご協力をお願いしています。

詳しくは、ホームページをご確認ください。

グッズ情報

ポストカードやクリアファイルなど、矢口高雄作品に関連したグッズを販売します。

北九州市漫画ミュージアム 本展特設サイ卜はこちら

「矢口高雄展 夢を見て 描き続けて」メインビジュアル

「矢口高雄展 夢を見て 描き続けて」メインビジュアル

イベント概要

名称 矢口高雄展 夢を見て 描き続けて
会期 2022年3月12日(土)~5月15日(日)
各日 11:00〜19:00
※入館は18:30まで
※休館日は火曜日
※5月3日(火)は開館
場所 北九州市漫画ミュージアム 企画展示室
福岡県北九州市小倉北区浅野2-14-5 あるあるCity 5階 (MAP)
電話:093-512-5077
[交通アクセス]
JR「小倉駅」新幹線口から徒歩で約2分
九州自動車道「門司IC」または「八幡IC」経由、
北九州都市高速「小倉駅北」ランプから車で2分
内容 カラーイラス卜含む直筆漫画原稿293点、ほか作画道具などの資料
料金 一般 800円 (640円)
中高生 400円 (320円)
小学生 200円 (160円)


常設展とのセット券
一般 1,000円 (800円)
中高生 500円 (400円)
小学生 250円 (200円)


※( )内は北九州市漫画ミュージアム年間パスポート提示者、市内及び下関市・福岡市・熊本市・鹿児島市在住で65歳以上であることが確認できる方の1名あたりの料金。
※未就学児は無料
※療育手帳・身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方とその付添人は無料。(付添人については1名まで。なお、身体障害者の付添人は、当該身体障害者手帳の等級が1級〜4級までの場合に限る。)

主催 北九州市漫画ミュージアム
特別協力 矢口プロダクション、一般財団法人 横手市増田まんが美術財団
協賛 釣具のポイント (株式会社タカミヤ)
注意事項 ※新型コロナウイルス感染症の状況に応じて、本展の開催情報を予告なく変更する場合があります。また感染拡大防止の観点から、ご来館の皆様にマスク着用などのお願いがございます。
問合 漫画ミュージアム事務局
電話:093-512-5077
FAX:093-512-5130
Eメール:manga@city.kitakyushu.lg.jp
※火曜日を除く10:30〜19:00対応可能
著作 ©矢口プロ
URL 北九州市漫画ミュージアム
WEBサイト
Twitter
Facebookページ

※2022年4月13日(水)現在の情報です。記載の内容は情勢などの理由で予告なく変更になる場合があります。あらかじめご了承ください

矢口高雄展 夢を見て 描き続けて

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この記事を書いた人

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