2019年3月17日(日)に福岡県の福岡市博物館で開催中の「ジブリの大博覧会」に行ってきました。フォトレポートでお届けします。
ジブリの30年をみる
スタジオジブリの設立から30年間の歩みを体感できる特別企画です。これまでのジブリ作品がどのように生み出され、世に出て行ったのか。未公開を含む膨大な資料や映画公開当時を振り返る広告宣伝物が展示されています。ついに福岡でも開催されるに至りました。
会場は福岡市博物館
福岡市営地下鉄「西新駅」、西鉄バス「博物館北口」「博物館南口」「福岡タワー南口」各停留所の近くにあります。
巨大な船
福岡市博物館の1Fエントランスでは、『天空の城ラピュタ』のオープニングに登場する、汚れた大地から空へ向かう巨大な船の模型を見ることができます。実際に機体が昇降し、プロペラが回ります。
ジブリ展の入場口は2階
大きな題字が記載された入場口が見えると期待に胸が躍ります。今回、音声ガイドはありませんでした。再入場は不可となっています。
見所満載
会場入口から「ジブリのバー」へ向かう途中の通路には宮崎駿さん、鈴木敏夫さん、高畑勲さん、庵野秀明さんの写真が並びます。「ジブリのバー」では大きなトトロのほか、まっくろくろすけ(ススワタリ)が階段のところにいます。
「ジブリのポスター」が壁一面に展示されているエリアでは、ジブリ作品の映画ポスターのラフ画、キャッチコピーの案について鈴木さんと糸井重里さんがやり取りしている手紙など読むことができました。映画を製作して公開するだけでなく、公開前に世の中の人へ知ってもらうための努力や工夫の跡がみられます。
「ジブリの倉庫」はポニョや色鮮やかな作品のグッズがありました。そして、『天空の城ラピュタ』のドーラ一家が根城にする「タイガーモス号」が飛んでいる様子を示した模型と内部の図面が壁面に。『紅の豚』などに登場する飛空挺の紹介もあります。
圧巻だったのは『風の谷ナウシカ』の腐海、王蟲の世界を再現したエリアです。人の背丈以上の大きさをした腐海の生き物たちの造形物が立ち並び、あたかも自分がその世界に足を踏み入れたかのような錯覚に襲われます。イベント開催時期、花粉症もちの筆者は口にマスクをしていたので没入感はさらにアップしました。
猫バスに乗れる!
展示スペースの途中では、猫バスに乗車して記念撮影ができます。後方には、駒に乗って傘をさすトトロのシルエットが見えます。
グッズ販売コーナー
猫バスのぬいぐるみ、よく見ると行き先の名が「ふくおか」他にも福岡会場限定デザインの手ぬぐい等、福岡展ならではのグッズが並んでいました。私はパンフレットを購入しました。
イベント概要
名称 | FBS開局50周年記念 ジブリの大博覧会 〜ナウシカからマーニーまで〜 |
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会期 | 2019年3月16日(金)〜2019年6月23日(日) 9:30〜17:30 ※最終入館17:00まで 休館日 月曜日※ただし、4月29日(月・祝)、5月6日(月)は開館。5月7日(火)は休館。 |
場所 | 福岡市博物館 福岡県福岡市早良区百道浜3丁目1-1 (MAP) 福岡市営地下鉄 「西新駅」下車後、1番出口から徒歩15分 西鉄バス 「博物館北口」「博物館南口」「福岡タワー南口」のバス停いずれかで下車後、徒歩5分 (シーサイドももち・福岡タワー南・サザエさん通り) |
内容 | 展示会 |
料金 | 当日券 一般・大学生 1,400円 中学・高校生 1,000円 4歳〜小学生 600円 |
主催 | ジブリの大博覧会 福岡展実行委員会 (FBS福岡放送、西日本新聞社) |
協賛 | 福岡展特別協賛 積水ハウス、ソニービジネスソリューション、九州アスリート食品展示協賛 ア・ファクトリー |
企画制作協力 | スタジオジブリ |
後援 | 福岡県、福岡県教育委員会、福岡市、福岡市教育委員会、(公財)福岡市文化芸術振興財団、九州旅客鉄道、西日本鉄道、福岡市タクシー協会、Fukuoka Now、FM FUKUOKA、LOVE FM、CROSS FM、NIB長崎国際テレビ、KKTくまもと県民テレビ、TOSテレビ大分、KRY山口放送、KYT鹿児島読売テレビ |
問合 | TEL 092-532-1111 (FBS福岡放送内 平日9:30〜17:00) |
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