2019年9月12日(木)から9月23日(月)まで、福岡市博多区の博多阪急 8階催場で少女コミック50周年企画「篠原千絵原画展」が開催されます。初日の様子をお届けします。
篠原千絵原画展
1968年に小学館から『少女コミック』(現・Sho-Comi)が創刊され、2018年に50周年を迎えました。50周年企画として同誌で『闇のパープル・アイ』など、数々の連載作品を世に出した漫画家・篠原千絵さんの原画展が開催されることとなりました。
展覧会マップ
展覧会入口やチケット売場は博多阪急8階の筑紫口側エレベーター付近にあります。入場すると特典として先着100名限定のポスターカレンダーをもらいました。原画展のメインビジュアルが描かれ、2020年の暦が記載されています。
クロニクル (編年史)
展覧会入口のすぐ先には、篠原さんのこれまでの活動内容を振り返る年表が掲示されてあります。1980年に会社を辞めて漫画の投稿を始めます。当初は3年頑張って漫画だけで食べていけないようであれば漫画家を辞めようと考えていたようです。うずら・ミニウサギ、特に猫をよく飼い、動物好きなのが伺えます。また、シリア・ヨルダン・エジプト・トルコなど西アジアへ渡航していて1990年以降に発表する作品にそのカラーが出ています。
原画展の主なコース内容
闇のパープル・アイ
1984年連載開始の作品で、高校1年生の倫子が豹に変身するお話です。登場キャラクターのカラー・モノクロ原画、暁生の出生時のエピソードを描いたカラー漫画を見ることができます。
mini-1、2
インフォメーション用のカットなど、小さいサイズの原画が並びます。
海の闇、月の影
流風と流水が制服を着て挑む最終決戦のマンガ、流風と対戦したキャラを見ることができます。
- 月と双子
- 小早川 流風(こばやかわ るか)
- 小早川 流水(こばやかわ るみ)
- 愛と葛藤
- Luka vs
- 椎名 今日子(しいな きょうこ)
- 水凪 薫(みずなぎ かおる)
- イアン・ヨハンセン
- クリスチャン・ヨハンセン
- ジーン・アルバート・ジョンソン
- 当麻 克之(とうま かつゆき)
- Lumi & Luka 最終決戦
- Lumi & Luka 2つの運命
陵子の心霊事件簿
蒼の封印
Another
作品に関するグッズで、篠原さんの私物が展示されていました。レコードなどもあったそうですが展示スペースの都合上、見合わせたとのことでした。
- 絵はがき
- 銀子通信
- 蒼子着せ替え塗り絵
- Q&A
- ともきつうしん
- 闇のパープル・アイ カセットブック
- 闇のパープル・アイ テレホンカード
- 闇のパープル・アイ ドラマ第1話の台本決定稿
- 海の闇、月の影 デニム素材のミニバッグ
- 海の闇、月の影 文房具
- 陵子の心霊事件簿 ハンカチ
ミステリー短編
1983〜1992年頃の作品
ANIMAL
篠原さんのサイン
天は赤い河のほとり
『天は赤い河のほとり』に登場するカイル・ムルシリと一緒に記念撮影ができます。
メインビジュアルの制作ムービー
原画展のメインビジュアルを制作している様子が映像で流れます。下書き、水彩、ブラシなどの工程に別れており、制作途中に猫が手元に現れます。
夢の雫、黄金の鳥籠
ショートストーリー
逃亡急行など
篠原さんからの来場者へ向けたメッセージ
篠原さんのサインと15匹の猫が描かれています。
メッセージノート
来場者が感想を記載できるノート、カラーペンが用意されています。
グッズ販売コーナー
篠原千絵原画展のオリジナルグッズや篠原千絵オフィシャルグッズ、単行本などの販売が行われています。公式図録を購入すると特典でポストカードをもらいました。
隣接ブースでは藤田和日郎原画展も開催されていました。
イベント概要
名称 | 少女コミック50周年企画「篠原千絵原画展」 |
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会期 | 2019年9月12日(木)〜9月23日(月) 10:00~20:00 ※入場は各日閉場の30分前まで ※最終日は17:00閉場 |
場所 | 博多阪急 8階催場 〒812-0012 福岡県福岡市博多区博多駅中央街1−番1号 (MAP) JR「博多駅」近く |
内容 | マンガ作品の原画展 |
料金 | 一般 800円 大学生・高校生 600円 中学生 300円 |
主催 | 「篠原千絵原画展」実行委員会 |
協力 | 小学館 |
問合 | 博多阪急 電話:092-461-1381 |
著作 | 篠原千絵/小学館 |
URL | 篠原千絵原画展 ●WEBサイト |